時事速報

【川崎市幸区 多摩川大橋下】焼死体は誰?ホームレスの可能性を生活状況から調査・考察!

2022年1月6日、川崎市幸区の多摩川大橋下の河川敷で、煙と炎の通報のあった焼け跡から「焼死体」が発見された事を「ヤフーニュース」で知りました。

 6日午後6時20分ごろ、川崎市幸区の多摩川大橋下の多摩川河川敷で、「炎と煙が見える」と119番通報があった。現場にあった紙などが焼け、焼け跡から性別不明の焼死体が発見された。神奈川県警幸署が身元と原因を調べている。

出展:川崎・多摩川大橋下に焼死体 「炎と煙が見える」と通報 | カナロコ by 神奈川新聞

 

多摩川河川敷のついさっきの焼け跡から焼死体が発見されたのか?そもそも「焼死体」はどこの誰なのか?ホームレスの方々が多いと耳にする「多摩川河川敷」です。やはり、ホームレスの方なんでしょうか?この記事では、その可能性も視野に、「焼死体」が誰なのかについて、調査・考察しています。

【川崎市幸区 多摩川大橋下】焼死体は誰?なぜ焼かれたのかをチェック!

多摩川大橋下での焼死体は、1月6日の夕刻、6時20分ごろの「炎と煙が見える」という通報を受けて発見されました。「性別不明の焼死体」とのことですが、焼かれた損傷なのか?性別不明というのが気になります・・。

ヤフーニュースを目にして、真っ先に疑問に思ったことは、そんなに簡単に「屋外の人体」が性別不明になるほど「焼けて」しまうものなのか、と言う点です。

可能性として、死後、損傷が進んだ遺体が焼かれた可能性もあるのではないかと思いました。しかし、実際のところどうなんでしょう?事件と事故の両面から考察してみると、通行人らきし人からの通報があった「目立つ」場所と時間であることから、事件性については可能性が低いのかとも思われます。以降、焼死体がいったい誰なのかという観点から考察してみました。

【川崎市幸区 多摩川大橋下】焼死体は誰?ホームレスの可能性を生活状況から調査・考察!

「炎と煙」の通報から焼死体の発見という事実について、発見場所と時間からして事件の可能性が低いと考えた場合、焼死体は事故による公算が高くなって来るかと思います。

その場合、焼死体がだれであるかを考えると、多摩川河川敷という場所柄、一番に思いつくのは「ホームレスの人」ということです。

近くに「コンロ」があったとのことです。事故である場合、寒さを凌ぐためにコンロに火を付けて、炎に身を寄せ過ぎ、着衣に火が付いたのではないでしょうか。

2019年10月の台風19号による増水で多摩川河川敷が根こそぎ持っていかれるということがありました。その折、良く報道されたのが「河川敷」に住むホームレスの方々の被害状況でした。普段は見向きもされない方々ですが、生死にかかわる実情については、マスコミも無視を出来なかったものと思われます。

ホームレスの人が衰弱死や病死で、死後に発見されることはありますが、焼死体で発見ということであれば、やはりコンロの火の着衣への着火なのではないかと考えます。

何故(なぜ)焼死体での発見となったのか?については下記の関連ページにて、さらに詳しく、調査・考察しています。

【多摩川大橋下】焼死体で発見された理由は?原因としてホームレスの自殺や事件・事故の可能性もチェック!

次いで、事項では、ホームレスの方々の生活事情についてご紹介しています。

【川崎市幸区 多摩川大橋下】焼死体は誰?ホームレスの過酷な生活と事故

2019年10月の台風19号による増水は、多摩川河川敷のホームレスの方々の住まいの多くを根こそぎ奪っていきました。避難所によってはホームレスを拒否するところもあるそうで、そうでなくとも、避難所では忌(いみ)嫌われるため、あえて足を運ばないとのこと。さらには、ホームレスを憎み、被害を受けたホームレスに対して「罰が当たった!」と叫ぶ人がいたと言います。

「わはははは、こいつらバチが当たったのよ!! 勝手に一級河川に住んで!! 全然かわいそうじゃないぞ!! むしろざまあみろだ!!」

 80歳前後であろうおじいさんが、口角泡を飛ばしながら怒鳴っていた。

出展:「バチが当たったのよ」ホームレス遺体発見現場で聞いた“台風一過”の罵声 (2020年9月3日) – エキサイトニュース(2/2)

 

台風19号による増水は、多摩川河川敷のホームレスの方々にとっても、これまでにない恐ろしいものであったそうです。

「今回は、嫌な予感がしていたんです。前日に川崎市の職員の方が、公園に設置されている仮設トイレを一斉に持っていってしまって。今までこんなことは一度もなかった」

 台風19号で増水した多摩川上流から流れついた、折りたたみのテーブルを公園の水道で洗いながら話してくれたのは、50代の白髪男性Aさん。Aさんは今回の台風で氾濫した武蔵小杉近くの多摩川河川敷で2年ほど”テント生活”を送っている。だが、今回の台風には今までにない恐怖を感じたという。

出展:武蔵小杉・多摩川河川敷のホームレス男性「避難所に行ったらゴミ扱いされる。だったら……」《台風19号被害》 | 文春オンライン

 

一言でホームレスと言っても、中には、世間様への悪行を生業にする人もいますが、そうでない人も多く、一般人から暴行を受ける事の多い「住みやすい場所」を避けて生活しているといいます。以下の引用先の記事は、詳細な取材記事となっています。

「夏になるとしょっちゅう石とか花火をぶつけられる。それもまあ我慢してたんだけど、ある夏に寝ていたら、中学生くらいの悪ガキに火をつけられたんだよ」

ライターオイルをかけられ、背中に火をつけられたそうだ。幸い燃え広がる前に火は消えたが、熱さに暴れている姿を見て、子どもたちは笑っていたという。

出展:河川敷在住ホームレスを襲う「一般人」の暴力 | ルポ「ホームレス」 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

 

【関連記事】川崎市幸区多摩川大橋下で発見された焼死体は誰?

川崎市幸区多摩川大橋下で発見された焼死体がいったい誰なのかについて述べて来ました。以下の記事は、焼死体となった理由に関する記事とホームレス関連の記事、及び、遺体遺棄に関する記事となります。