座談会御書

創価学会【8月度座談会御書講義】妙密上人御消息(2022年の聖教新聞も参照)

2022年8月度の座談会拝読御書「妙密上人御消息」のポイントは、「日蓮大聖人の広宣流布の御遺命を実現しているのは創価学会であること。そして、我らこそ「一人立つ信心」の継承に勤しもう!という点です。この点を学んで参りましょう。

2022年8月度の座談会拝読御書は、「妙密上人御消息」です。この記事では、拝読範囲の研鑽や講義のために、御文の通解や仏法用語及び池田先生の指導などを紹介しながら、重要なポイントをおさえるようにしています。

また、座談会拝読御書は、大百蓮華に掲載されるほかに、観点を変えた解説が「聖教新聞」にも掲載されますので、その掲載日や概要もお知らせしています。

(2022年8月度)座談会御書「妙密上人御消息」の背景と大意

今回拝読する座談会御書「妙密上人御消息」の概要について述べます。

  • 日蓮大聖人が著された時期(年代):建治2年(1276年)閏3月5日。
  • 著された御歳と場所:55歳。身延にて。
  • 本抄を与えられた人物:妙密上人(夫妻そろって強信か・・)。

本抄の背景や大意など

妙密上人御消息の全体の大意は以下のとおりです。

  1. 妙密上人に、ご供養への御礼。
  2. 日蓮は上行菩薩に先立って題目を唱えている。
  3. 題目を唱え行く理由は経文を深く守る故である。
  4. 題目の流布で大難を受けたがそれは経文通りである。
  5. 日蓮が一人で唱え始めた事は、須弥山の一塵・大海の一露である。
  6. かくなる日蓮に供養する功徳は絶大である。
  7. 法華経の功徳は賞賛すればするほどに勝っていく。

大意を目にしただけでも、一人厳然と立ち上がられた大聖人と、師匠を大切にする妙密上人の姿が浮かんで参ります。

妙密上人御消息の講義と2022年8月度座談会御書の研鑽)

今回拝読する座談会御書「妙密上人御消息」の拝読範囲は

  • 御書新版:1711ページ 12行目~15行目
  • 御書全集:1241ページ 2行目~5行目

妙密上人御消息の本文(拝読範囲)

日本国の中にただ一人、南無妙法蓮華経と唱えたり。これは須弥山の始めの一塵、大海の始めの一露なり。二人・三人・十人・百人、一国・二国、六十六箇国、すでに島二つにも及びぬらん。今は謗ぜし人々も唱え給うらん。また上一人より下万民に至るまで、法華経の神力品のごとく、一同に南無妙法蓮華経と唱え給うこともやあらんずらん。(御書新版:1711ページ 12行目~15行目より引用)

妙密上人御消息の通解(拝読範囲)

日蓮は、日本国の中でただ一人、南無妙法蓮華経と唱えた。

これは須弥山となった始めの一塵であり、大海となった始めの一露である。二人、三人、十人、百人、一国、二国、六十六カ国まで広がり、すでに二島にまで及んでいるであろう。
日蓮を謗っていた人たちも、今は、題目を唱えているだろう。

また、日本国の上一人より下万民に至るまで、法華経の神力品第21で説かれている通り、一同に南無妙法蓮華経と唱えることもあるだろう。

妙密上人御消息の重要な御文と語句(拝読範囲)

妙密上人御消息の今回の拝読範囲にある、重要な語句・御文の意味は、以下のとおりです。

須弥山:古代インドの宇宙観で、一つの世界の中心にあると考えられている巨大な山。

六十六箇国:日本全国のこと。大聖人の時代には、全国が66カ国に分割されていた。

島二つ:壱岐・対馬のこと。

神力品のごとく:法華経如来神力品第21には、諸の衆生が合掌して、声をそろえて「南無釈迦牟尼仏」と言ったことが説かれている。

妙密上人御消息の講義のポイントと解説

日本国の妙法は、日蓮大聖人がご一人で立ち上がり流布された事から、全てが始まっています。全ての難をお一人で受け、乗り越え切って来られました。

そのお姿が示される通り、広宣流布は、「一人立ち上がる勇者」によって拡大へのうねりが生まれるということを銘記したいと思います。そして、その信心と実践こそ、大聖人が仰せどおりの在り方であることを確信して参りましょう。

また、真の勇者の姿とは、一人から一人へと、たゆむことのない「地道な戦い」を継続し抜く姿であることも、忘れてはなりません。

この、大聖人が仰せのとおりの「広宣流布への御遺命」を実現している団体、それこそが、創価学会なのです。

(2022年8月度)座談会拝読御書講義の聖教新聞掲載日

2022年8月度の座談会拝読御書の講義については、【8月2日付け】の聖教新聞(全国版5面)にも解説などが掲載されています。

解説の構成は以下のとおりです。

  1. [池田先生の指針から]“一対一”の伝統を継ぐ
  2. 「一人立つ」信心で新たな歴史を築く[キーワード①]創価の誇りを胸に
  3. 「一人立つ」信心で新たな歴史を築く[キーワード②]真心は必ず伝わる

池田先生は「信心に反対であるという人に対しても、幸せを願い、大きな、広い心で、笑顔で包み込むように接して、友好に努めていくことが大事です。それが、仏縁を結び、広げていくことになるからです」とつづっておられます。

とにかく「仏縁を結ぶ」ことの重要性を銘記して参りたいと思います。

「妙密上人御消息」での池田先生の指導及び所感・感想・決意

「妙密上人御消息」の今回の拝読範囲に即した、池田先生の御指導は以下のとおりです。

この御本仏の大誓願を受けて、創価の三代の師弟は、化儀の広宣流布に立ち上がりました。そして今や、壮大な地球広布の時代を迎えたのです。

この方程式は永遠です。あらゆる広布の戦いにおいても、「一人立つ実践」なくして前進は始まりません。

(『わが「共戦の友」各部の皆さんに贈る』より引用)

各種会合への参加も、現状では「リモート」によるものがほとんどですが、会合では、種々の打ち出しがあり、それにのっとった活動を展開することになります。

しかし、活動をいかに進めていくかは個人個人の問題です。この時、個人個人が、いかに「一人立つ精神」に立ちゆくか。それが問題なのだと思います。

目標を明確にして、その上で、お題目からスタートして参りましょう。

【関連記事】2022年8月度の座談会御書「妙密上人御消息」講義

大百蓮華掲載の2022年8月度の座談会御書「妙密上人御消息」の講義について、池田先生の御指導をふまえつつまとめてみました。以下にご紹介しているのは、過去の座談会拝読御書のまとめ記事です。