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【山梨県産業技術センター】薬品庫の設置場所はどこ?外観画像や酢酸ウラニルの危険性も調査!

なぜか、30年も未使用だった薬品庫を整理中に【放射性物質「酢酸ウラニル」】が発見され、しかも、国の許可を得ないで保管していたことが発覚!

なぜ、このようなことが起こったのでしょう?結果的に「人体に影響はない」としていますが。それで済む問題でしょうか?

今回の出来事があった「山梨県産業技術センター」のある場所がどこなのか?「薬品庫」はどこに設置されていたのか?大いに気になるところです。また、【放射性物質「酢酸ウラニル」】がどんなものなのか?さらには、「放射性物質」が原発以外で保管されていたことにも驚きや疑問があります。

そこで、これれの疑問について調査・考察をくわえてみました。よろしければ御覧ください。

【山梨県産業技術センター】薬品庫の設置場所はどこ?酢酸ウラニルの危険性や毒性が気になる!

国に無許可の放射性物質「酢酸ウラニル」が発見されたと言いますが、許可の有無にかかわらず、「放射性物質」が産業技術センター内にあったというのは驚きです。

山梨県産業技術センターで、保管する際、必要な国の許可を得ていない放射性物質、「酢酸ウラニル」が見つかったことがわかりました。
人体に影響はないということです。

出展:国に無許可の放射性物質「酢酸ウラニル」を県の施設で発見 人体に影響なし 山梨(UTYテレビ山梨) – Yahoo!ニュース

 

放射性物質「酢酸ウラニル」が発見された経緯は以下のとおりです。

  • 薬品庫は30年以上使用していなかった。
  • その薬品庫で2月18日、ガラス容器入りの放射性物質「酢酸ウラニル」が発見された。
  • 「酢酸ウラニル」は国に無許可で保管していたと判明。

危険としか思えない【放射性物質「酢酸ウラニル」】発見の報道には、気になる疑問点が満載です。

  • 危険物の無許可保管が発覚した「山梨県産業技術センター」とそこの「薬品庫」の設置場所はどこなのか?
  • 「薬品庫」の外観や作りも気になります。
  • 「酢酸ウラニル」の危険性や毒性はどのようなものなのか?
  • 「酢酸ウラニル」のガラス容器が破損していた場合の被害はどうだったのか?
  • 放射性物質を保管していたにもかかわらず、30年以上も未使用だった理由は?
  • 30年以上も未使用だった「薬品庫」を整理した理由やきっかけは?
  • 国の許可を得ていなかった理由や責任者は誰なのか?近隣住民への説明はしないのか?

これらの、不明点について調査・考察してみました。

【山梨県産業技術センター】薬品庫の設置場所はどこ?外観画像や酢酸ウラニルの危険性も調査!

山梨県産業技術センターが担う機能とは何でしょう?「産業技術センター」自体の機能については以下のとおりです。

地方公共団体における鉱工業振興、農林水産業振興、環境保全、保健衛生の向上などといった地方の行政目的に沿う試験・研究・高度な機器の供用・指導・教育・相談等の業務を行う。

出展:公設試験研究機関 – Wikipedia

 

「山梨県」においての上記の業務を担うところであるようです。肝心の「山梨県産業技術センター」の場所はどこなのでしょうか?

上記の地図は「+と-」をクリックすることで拡大縮小が可能ですので、より詳細を確認いただけます。

「山梨県産業技術センター」へのアクセスは以下のとおりです。

山梨県産業技術センター

〒400-0055
山梨県甲府市大津町2094

JR東海・身延線の国母駅(最寄り駅)
から3.5KM(車で8分)の距離。

センター内の薬品庫の設置場所はどこなんでしょう?

上記の地図は、「山梨県産業技術センター」の地図の空撮版です。【薬品庫】については、上記敷地内のいずれかに存在するものと思われます。

「薬品庫の大きさや作り」、「薬品庫の外観の画像(写真)」、何階建ての建物で地下階はあるのか等については、わかりませんが、敷地内のどこかであることは間違い無いと思います。

それにしても、「放射線物質」があった以上、薬品庫に放射能防御壁はあったのでしょうか?

容器の表面や薬品庫の扉の放射線量は毎時0.06マイクロシーベルトで被ばく限度を下回っていてセンターは人体に影響はないとしています。

出展:国に無許可の放射性物質「酢酸ウラニル」を県の施設で発見 人体に影響なし 山梨(UTYテレビ山梨) – Yahoo!ニュース

 

品庫の扉の放射能を計測しているところをみると、防御壁はなかったようですね。

放射線物質「酢酸ウラニル」の危険性や毒性はどのくらいなのか?

放射線物質「酢酸ウラニル」がどんなものなのかについて調べたところ、安全性の点について以下のように記されています。

酢酸ウラニルは放射性と毒性をもつ。劣化ウランから生産した商用品は、比放射能が1グラムあたり0.37?0.51マイクロキュリー (14?19 kBq) である。これはごく弱い放射能で身体に付着しても害となるほどではない。

一方、酢酸ウラニルは強い毒性を持ち、飲用や粉塵の吸引、外傷部への付着は危険である。化学毒性だけでなく、弱い放射能によって長期的な内部被曝を受ける。

出展:酢酸ウラニル(VI) – Wikipedia

 

「酢酸ウラニル」がかなり怖い物質であることがわかります。「酢酸ウラニル」ガラス容器が破損した場合、仮に、人体に入ってしまったら大変ですね。山梨県としては、ニュース報道のみで終わりにするのではなく、近隣住民への説明が必要なのではないでしょうか。

筆者がセンターの近隣住民であった場合、以下の疑問に説明を求めたく思います。

  • 放射性物質を保管していたにもかかわらず、30年以上も未使用だった理由は?
  • 30年以上も未使用だった「薬品庫」を整理した理由やきっかけは?
  • 国の許可を得ていなかった理由や責任者は誰なのか?
  • 国の許可を受けている「放射性物質」もあるのか?
  • 放射性物質の他にどんな薬品を保管していたのか?

次項では、30年以上も未使用だった薬品庫を整理していた理由として考えられる事実がありましたので記しています。

【山梨県産業技術センター】30年以上未使用の薬品庫を整理した理由は何?

薬品庫を含む施設の移設計画があるようです。

山梨県産業技術センターでは、甲府技術支援センターにおける高度技術開発棟、薬品庫、車庫の建替に伴う試験研究関連機器設備の移設業務の委託に係る一般競争入札を実施します。入札希望者は、別添の公告書をお読みいただき、入札手続きを行ってください。(更新日:2021年9月10日)

出展:山梨県/山梨県産業技術センター甲府技術支援センターにおける高度技術開発棟、薬品庫、車庫の建替に伴う試験研究関連機器設備の移設業務の委託に係る一般競争入札公告

 

「山梨県産業技術センター」のホームページでも、期間の詳細は不明ですが、移設計画を予告しています。

機器の移設に伴い、甲府技術支援センターの一部の設備使用等が
一定期間ご利用できなくなります。

現在、高度技術開発棟の建替工事を行っており、完成後に旧棟内の機器設備を新棟へ移設いたします。
そのため、一定期間、一部の依頼試験・設備使用がご利用いただけなくなります。
皆様には大変ご不便をおかけしますが、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

出展:山梨県/山梨県産業技術センター

 

移設計画のために、その対象となった「薬品庫」を30年ぶりに整理の対象としたことが、今回の放射線物質「酢酸ウラニル」発見に繋がったものと思われます。

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