区長選挙

【中野区長選挙2022】争点の中野サンプラザ解体と情勢は?立候補者(稲垣・酒井)の当落予想!

「サンプラザ中野」改め「サンプラザ中野くん」は、61歳の現在もアルバムをリリースしてお元気なご様子です。この名称、ヤマハ・イーストウェストに出場して高評価を得た折り、会場が東京・中野駅前の「中野サンプラザ」であったこと、また、本名が中野であったことにちなんで命名したそうです。

そのイベント施設である「中野サンプラザ」の解体・再開発を大きな争点とする、東京都・中野区の「中野区長選挙2022」が、5月22日に投開票日を迎えます。

この記事では、「中野区長選挙2022」の選挙戦の争点や選挙情勢がどうなっているのか?また、その分析などから、立候補している2名の候補者、現職の酒井直人氏と新人の稲垣淳子氏の当落の予想などにも言及しています。是非、ご覧ください。

【中野区長選挙2022】争点は中野サンプラザ解体?現職・酒井直人氏と新人・稲垣淳子氏の情勢は?

東京都中野区というと、区民では無くとも「中野サンプラザ」を思い起こす人も多いかと思います。ましてや、中野区民にとっては「ランドマーク」と言っても良いでしょう。

その「中野サンプラザ」が解体されるという話が出たのはいつのことだったか?区民やファンに惜しまれつつも、粛々と「解体・再開発」の方向で話は進められているもようです。むろん、話を進めているのは中野区の政治家であり、区長を筆頭とする東京都の中野区議会ということになります。

こういった背景から、今般実施される「中野区長選挙2022」が注目されないはずはありません。今回の中野区長選挙には立候補しているのは、現職の酒井直人氏と新人の稲垣淳子氏の2名で、選挙戦の争点にも必然的に「中野サンプラザの解体・再開発」の問題が取り上げられてクローズアップされています。

そもそも、中野サンプラザの解体理由は何か?再開発とはどうするのか?この点が大問題かと。そして、現職の区長(酒井直人氏)は、この問題にどう関わって来たのか?また、その区政への評価はどうなのか?さらには、対抗馬である新人候補の稲垣淳子氏の主張や政策・公約はどうなっているか?

これらの「中野区長選挙2022」の情勢を紐解き、現職・酒井直人氏と新人・稲垣淳子氏の、当選・落選の予想にも言及して行きたいと思います。

関連記事:中野区長選挙(2022年5月22日)開票結果速報と当落候補者一覧|東京都

【中野区長選挙2022】中野サンプラザの解体理由は何(なぜ)?再開発(跡地利用)はどうするかも確認!

中野サンプラザの解体理由や再開発(跡地利用)についての概要をまず、確認していきたいと思います。

中野サンプラザの解体理由は何?

「中野サンプラザの解体・再開発」という整備事業については、以下のように計画が発表されています。

2017年(平成29年)再整備事業計画の策定

2018年(平成30年)基礎整備事業に着手

2022年(平成34年)新庁舎移転後に従前建物の解体除去・施設整備着手

2025年(平成37年)竣工予定

要するに、2022年には「中野サンプラザ」が解体されて、2025年には「新たな施設が完成」するという計画ですね。

さて、問題の「解体する理由」は何でしょう?それはーー

中野区では、中野サンプラザを含む中野区役所地域一帯の「再整備事業」をもって、中野駅の周辺地域を「東京都の新たなエネルギーの活動拠点」にする。ということを目指しています。この再整備事業こそが、中野サンプラザ解体の理由です。

中野サンプラザは解体後にどうなる?

現在の中野サンプラザの座席数は「2222席」ですが、解体後には、「約1万人収容」の大規模なアリーナ会場が新規建設される予定です。

これまでの、前面にステージを配した「プロセミアム型」の施設から、ステージ全体を客席が取り囲む「アリーナ型」へのリニューアルとなります。こうすることで、アイドルのコンサートや歌謡ショーのみならず、スポーツイベントや展示会場としても活用出来るように計画されました。

このような話を聞くと、「いいじゃないか!」という人もいるかもしれませんが、地元の中野区民にとっては、現在の「中野サンプラザ」こその思い入れもあります。さらには、「老朽化したから解体」ということではけして無いという事実も見逃せません。再整備計画ありきの解体という点が問題と言えば問題です。

サンプラザが老朽化している議論があります。調べたところ、中野サンプラザの構造自体は200年の耐用を前提に設計されていると、設計者の林昌二氏が言われており、(公社)日本建築家協会も同様の見解を示しています。この件についてご意見が伺えればと思います。

出展:区長が公約一転で解体のサンプラザ、議会の驚愕反応 中野区議会の全会派に公開質問状を送って聞いてみた(1/3) | JBpress (ジェイビープレス)

 

「中野サンプラザ」の解体はいつ行うのか?

整備事業の計画では、「2022年に従前建物の解体除去」となっています。しかし、2022年と言えば今年ですが、【中野サンプラザ】のイベントスケジュールを見ると、「6月30日まで」コンサートなどが入っています。

イベントスケジュール | 中野サンプラザオフィシャルサイト|JR中野駅北口が便利です。

やはり年内には、解体工事に入るのでしょうか?中野区役所のホームページでは、再開発の整備事業について、過去に発表の内容が掲載されているのみで、現実に今、「中野サンプラザ」は「新型コロナワクチンの接種会場」にも使われている実情です。やはり、中野区長選挙がひと段落しないと、本整備事業の行方も明確にならないのかも知れませんね。

【中野区長選挙2022】選挙戦の情勢と立候補者(現職・酒井直人氏と新人・稲垣淳子氏)の当落予想!

2022年5月22日に投開票が実施される、中野区長選挙について、選挙戦の背景や情勢と立候補者(現職・酒井直人氏と新人・稲垣淳子氏)の当選・落選の予想をしてみましょう。

現職区長の酒井直人氏は、前回、2018年6月10日投票の区長選挙で初当選を果たしています。任期満了により、4名の候補者によって行われました。有権者数は「269,735人」で投票率は「34.45%」でした。

NO 結果 得票数 氏名 年齢 性別 党派 新旧
1 36758 酒井 直人 46 無所属
2 27801 田中 大輔 66 無所属
3 14534 吉田 康一郎 51 無所属
4 12064 市川 稔 63 無所属

初当選の酒井氏は「36,758票」獲得して当選していますが、これは全獲得票の40%であり、圧倒的な勝利とは言い難いものがあります。また、勝因には、「中野サンプラザ」の解体が関与していたもようで、中野区民でもあるコラムニストの尾藤克之が次のように述べています。

一昨年6月に行われた中野区長選では、中野サンプラザの解体問題が争点になりました。解体を主張していた前区長が敗れ、計画の全面見直しを訴えた酒井区長が誕生します。ところが3カ月後、サンプラザの解体を進めると発表したためです。

出展:区長が公約一転で解体のサンプラザ、議会の驚愕反応 中野区議会の全会派に公開質問状を送って聞いてみた(1/3) | JBpress (ジェイビープレス)

 

酒井氏には、前言を翻した「実績」があるようです。では今回、2022年の中野区長選挙における、両候補の政策・公約の概要を見てみましょう。

酒井 直人(さかい なおと)氏の公約・政策・主張

  • 区立幼稚園や児童館の全廃方針を撤回。
  • 「子育てカフェ」の開設で保護者の声を反映させた事を実績としてアピール。
  • また、ボトムアップの区政運営で職員の意識改革に尽力したとアピール。
  • 引き続き区民と一緒のまちづくりを進める。

 

稲垣 淳子(いながき じゅんこ)氏公約・政策・主張

  • 区議4期の経験を生かすと強調。
  • 酒井氏がまともな説明がないまま「中野サンプラザ」の解体を決めたことを批判。
  • 中野サンプラザの跡地計画の見直し。
  • 区独自の児童手当の創設。
  • まちづくりの方針として平らな歩道の整備。
  • 誰もが利用しやすいユニバーサルデザインの推進。

酒井氏の「区立幼稚園や児童館の全廃方針を撤回」は、前回当選直後の「中野サンプラザの解体」という前言の翻しと共に、信頼を損ねる点かと・・。また、稲垣氏の言う「酒井氏がまともな説明がないまま、中野サンプラザの解体を決めた」という指摘は、酒井氏の事績そのものが物語っており、言い訳の効かない事実です。

前回の中野区長選挙の投票率は「34.45%」とけして高くはありませんが、「中野サンプラザの解体」をめぐる「民意の反映」が感じられます。また、稲垣淳子氏の無所属からの区議の4期連続当選には、確かな信頼性が感じられます・・。今回の中野区長選挙、新人当選の可能性がかなり高い気がいたしますがいかがでしょう。

いながきじゅん子 中野区長候補 | 稲垣淳子 中野区長候補

【まとめとご案内】

「中野区長選挙2022」の争点のメインとなる「中野サンプラザ解体」と選挙情勢について、また、2名の立候補者(稲垣氏・酒井氏)の当落予想についてまとめてみました。以下にご紹介する記事は、同日(2022年5月22日)に投開票が実施される地方選挙となります。

中野区議会議員補欠選挙

市長選挙

市議会議員選挙

小川町長選挙と小川町議会議員補欠選挙及び上ノ国町長選挙